リリースから2週ほど経ち、そろそろ飽きが着たのでXdefiantというゲームの総評を書きます。
対戦ゲームも消費コンテンツ
対人戦があることで色んなパターンの体験が可能な対人ゲームですが、所詮は消費型コンテンツということで、Lv70に到達したあたりで飽きがきてきてしまいました。
なので、今回はXdefiant関連の締めとして、総評を書きたいと思います。
皆が集まれるゲーム、Xdefiant
発表前はUBIのCODだと言われていたXdefiantですが、ルールが単純で理解しやすく、私の周りでは多くの人間が注目していたので、多くの人間がプレイしていました。
これはめちゃくちゃ良いことで、しばらく交流のなかった古いゲームのフレンド達と遊べた点はこのゲームをプレイして良かった点です。
ただ、長く遊ぶには辛いゲームとも思いました。
ゲーム性として
記事の趣旨とは異なりますが、Xdefiantのゲーム性、FPSとしての味付けについて考察しています。
- アビリティが強力
- もしかしたらオーバーウォッチよりもアビリティが強い
- 電磁バリケードはわかりやすく強力だし、インテルスーツやスパイダードローンもキルが発生しやすい
- 30秒に1度各プレイヤーに強いタイミングが訪れる
- 人数差を返しづらいゲームになっている
- ややTTKが長い:胴体4~5発、0.4秒のTTK。こういう系のゲームにしては長め。
- HS倍率も低い:1.1倍とか1.2倍。倍率が高めに設定されているAKでも1.5倍で、HSの依存度が低め(古いゲームだと2倍とかでもっとHSの依存が高く、ヘッドラインにクロスヘアを置いておく重要性が高いはず)
- アビリティが強力で人数差が返しづらい撃ち合いのバランス調整がされており、比較的腕の差が出づらい
- これは初心者~中級者に嬉しい調整。胴撃ちで良いし
- もちろん、全く差が出ないというわけではなく、腕の差は試合結果にちゃんと出る
- リスポン時間の短さをリスポンから主戦場までの距離の遠さで補っている
- リス時間はかなり短いが、主戦場までの距離は遠め
- 操作できない時間のイライラはかなり大きいので、この調整は良い調整だと思う
最近のゲーム全般に言えることですが、腕の差が出づらく遊びやすく作られていると思いました。
ゲームバランスの問題点
武器間のバランス調整はかなり練られていると思いましたがアビリティ周りはちょっと微妙かなと思いました。
ファントムオンライン
- 電磁バリケード、HP120ともに強力でファントムのキャラパワーが圧倒的
- 勝ちたくてこのゲームをするなら「ファントム3~4、その他」というような感じになるだろう
理不尽アビリティ
- 焼夷弾(スキル) – 食らった時点でデス確定で理不尽感が否めない
- スパイダードローン – 食らった時点でデスがほぼ確定で理不尽感が強い。おそらくバグだが、足元張り付きが壊せないのも一因
スナ胴体ワンパン
- TAC50、M44ともに胴体ワンパン
- そのため、特定のマップではスナイパーだらけになり戦線が膠着し、「どちらのスナが上手いか勝負」になり面白くない
- タイムズスクエアや動物園のようなロングのマップが問題なのかもしれない
- スナイパーのADS時間の短さも関係あるかもしれない
未調整っぽいアビリティの数々
- クリーナーズのインシネータードローンの産廃っぷり
- エシュロンのギリースーツの微妙さっぷり(パッドだとエイムアシストが吸い付かなくなったりして強いのかも?PCだと丸見えなので産廃)
- デッドセックはベータ版で使用不可能だったが、足元でビリビリしたりと依然としてバグっていると感じる
やりこみ要素がない
ゲームの研究がし辛い
- リスポンが高速すぎて敵の位置予測が難しく、他のFPSでは重要な「マップ研究」の要素が薄い
- 強ポジを維持することは非常に重要なのでまったくないというわけではないが。
全武器/キャラクター/アタッチメントアンロック後にやることがない
- 全武器、アタッチメント、キャラクターまでアンロックしたあとにやることがない
- 全武器、全キャラ、主要武器のアタッチメント全アンロックまでプレイ済
- どのゲームも共通の問題点を抱えてはいる。
- が、このゲームは序盤に2倍期間をやってしまったので特に寿命が縮まった
- ランク開放は30日後で目標がない(記事公開時点では。)
ランクは入力デバイスの制限無し
- カジュアルモードでは設定でクロスプレイ/入力デバイス制限が可能
- ランクモードは入力デバイス制限は不可能
- (らしい。オプションで切っていたのにロビーを見たらパッド表記がいたので。)
- パッドの動画を見ると分かるが近距離戦できれいに5発胴体に入れてキルできる。キーボード/マウスではARやSMGの撃ち合いで勝つことはほとんど不可能
- パッド/マウス問題はどうでも良いが競技として成り立たないのでデバイス制限はしっかり入れて欲しい
- マウス視点ではどうなるのか見えているのでランクモードをプレイするやる気は起きない
- (ちなみにCODはコンシューマー文化の強いゲームらしく、どちらかというとマウスでのプレイのほうが異端のようで、ランクプレイ人口の確保のためにこういった措置になっているのかもしれません)
総評として
私のような長くプレイしがちなタイプで1~2週間で飽きたので、普通の人は3日で飽きたと思います。
実際マッチも遅くなってきているのでたぶんそんな感じです。
(xdefiantの問題ではなく昨今のゲームを取り巻く環境の問題ですが)最近はゲームの消費速度が速く、ゲームの面白かった部分だけ体験して次のゲームに移る「オンラインゲームイナゴ」がより推奨されるスタイルになってきていますが、xdefiantも例に漏れず数週間でブームが過ぎ去りそうな気がします。
xdefiantは開発に1~2年かけたようなので、基本無料スタイルのこのゲームでどうやって開発費用を回収するのか個人的には気になる点ではあります。
コメント
コメント一覧 (5件)
よく言えば誰でも遊べますが言い返せば底が浅いと言わざるを得ないですよね。
何か別のゲームをメインに据えていて二次会で脳死でやるパーティゲームもどきのとしては丁度いいかもしれませんが、これをメインゲームに据えてずっとやるとなると味のしないガムを噛み続けてる気分になりそうです。
昨今のCODでも問題視されているオブジェクト系のルール無視にしよるキル厨の大量発生。
動画などで大量キルしてることを強調している配信者の殆どがオブジェクトに触れないでチーデスをしている。やってる方はそれを正当化するものだから、そういった配信を見ているプレイヤーも、じゃあ、自分もオブジェクトに触れなくて良いやとなり、オブジェクトルール無視が増える。
運営側は、オブジェクト系ルールしか用意してないのだから、キルをするよりもオブジェクトに絡むことのメリットをキルするより高くしないとゲームが崩壊することに気が付いて欲しい。まあ、キル数を強調している配信者とかは、キルデス数をチーム内で分け合うチーデスはやらないので、ルールにチーデス増やしただけではオブジェクト系のルール無視キル厨はいなくならないのですがね。
オブジェクト系のルール無視にしよるキル厨はキル取ってくれるだけマシ、2キル20デスとかの知的障害者がいる方が問題。
敵の位置すら把握できないゴミが多い
私はキーマウでプレイしているのですが、PCでプレイしていてコントローラーでプレイしている人もちゃんとコントローラーの表示になっているのか怪しんでます。例えばキーマウだけの制限のゲームに入ってゲームが始まったと同時にコントローラーに変えている人も中に入るとしできると思います。キーマウでぴょんぴょんはねながらエイムするかなっていつも思う。
これは私の勝手な感想ですが
フリーの親指でスペースバー連打するだけのことなのに何がそんなに疑問なのかが謎。
何の技術もいらない誰でもできること。