Steamで配信中のCOOPゲーム「Rabbit and Steel」の職(クラス)ティアリストを掲載しています。
Game Version:1.0.2.1、想定難易度：ハード～ルナ
筆者のプレイ実績：100時間ぐらい、ハードソロ無被弾クリアまで
【ソロ向け】Rabbit and steelのクラス(ウサギ)ティアリスト
以下がRabbit and Steelのソロ向けのティアリストになります。
マルチプレイとは違い復活がないため、生存性の高さ、DPSチェックを突破するためのDPSの出しやすさを大いに評価しています。
【マルチ向け】Rabbit and steelのクラス(ウサギ)ティアリスト
以下がRabbit and Steelのマルチプレイ向けのティアリストになります。
味方にバフを渡せる踊り子、ドルイドや、敵にデバフを与えられる魔剣士、無敵を使ってギミックを回避することで味方にスペースを提供できるアサシンの立ち位置がやや上がります。
また、マルチプレイではアイテムの奪い合いが発生するため、アイテムの受けが広いキャラの立ち位置がやや上がります。
移動速度ランキング
クラスによって基礎移動速度が異なります。
魔法使いウサギを基準にした場合、以下のような速度差があります。
- アサシン：最速
- 魔剣士：速い
- 踊り子：速い
- ファイター：速い
- 魔法使い：普通
- ドルイド：普通
- スナイパー：普通
- 古代：普通
- 大剣：遅い
- 騎士：遅い
騎士、大剣は基準より遅く、ギミック処理の移動が間に合わない/厳しい事があります。
一方で魔剣士やファイター、アサシンは足が速いので余裕を持って移動できます。
生存が第一のゲームのため、ギミックをしっかり処理してHPを守れる足の速さは大事なステータスです。
アイテムの「やや遅くなる/速くなる」では1段階程度足の速さが変わります。
Rabbit and Steelのクラス(職)について
- MMOライクな戦闘システムだが、MMOのようなタンク/ダメージ/ヒーラーみたいな役割分けは無い
- サポート性能がある職はあるが、どの職もダメージディーラーと考えてOK
- いないとギミックが突破できないような、必須職のようなものもない
- あえて言うなら、マルチプレイではアイテムの奪い合いが起こるのでビルドの方針が被らないようにクラスを選びたい
- おおざっぱに「プライマリ/セカンダリ/スペシャル/手数/確率/無敵」という感じで方針が分かれる
- 「スペシャル」に寄ったクラスが多い
評価基準
どのクラスでも必要最低限のDPSは出力できる※上、DPS出力はアイテム運に大きく左右されるため、以下の3点を評価基準としています。
- 火力のだしやすさ：攻撃範囲の広さやポジション取りの難易度
- 育成のしやすさ：アイテムの受けの広さ、アイテム依存度の低さ
- 生存性能：移動速度低下するスキルの有無、無敵スキルの強さ、素の移動速度
※ 必要最低限のDPS：ルナモードのDPSチェックを突破するためのDPS。王都郊外の敵に約170DPS、ラスボスに約800~1000DPS(ソース：Lunar DPS Threshold)
各クラスの解説
各クラスの特徴や他のクラスとの比較をリスト化しています。
| クラス | 特徴 |
|---|---|
 魔法使いウサギ | ・DPSを出すにはアストラ上にとどまる必要がある ・高難易度では位置移動が激しくアストラ上に留まることが難しい ・スペシャルスキルのCD待ちに使うプライマリスキルは移動速度低下があるため火力を出そうとすると被弾しがち ・理論値のDPSは高め |
 アサシンウサギ | ・DPSが低く、DPSチェックの突破が難しい ・ディフェンススキル前提の立ち回りになるので他のウサギと比べて独特で、操作難易度が高い ・マルチでは無敵を使って生存でき、味方の復活までの時間を稼いだり味方に回避のためのスペースを残せるのでやや評価が上がる ・バックスタブ系のアイテムや無敵系のアイテムが取りやすい珍しいウサギ |
 大剣ウサギ | ・やや低めのDPS ・基礎移動速度が遅い ・プライマリメインなのでアイテム被りを起こしづらい ・範囲ダメージはそこそこ出る ・スペシャルスキルに無敵があり、無敵系アイテムとの相性はやや良い ・スペシャルの無敵は発生が遅いため敵の攻撃を回避する用途には使いづらい |
 踊り子ウサギ | ・全体別枠バフ「激励」がDPSチェック突破に貢献する ・アイテムの受けも確率系、手数系、スペシャル系と広め ・ルビーディフェンシブの全体無敵やガーネットセカンダリのディフェンスリセットが強力 ・セカンダリ、スペシャルともに位置の制限を受けづらい |
 ドルイドウサギ | ・CD待ちで使うプライマリスキルの速度低下が致命的になる事が多い ・セカンダリのフィールド設置は動きの多い敵だとダメージが出づらい ・初期状態ではディフェンススキルのバフは微妙 ・攻撃範囲が広いので位置の制約は受けづらい ・GCD遅延やセカンダリ強化といった珍しい要素と相性が良いのでアイテム被りには強い ・装備が揃った際のDPSは高め |
 魔剣士ウサギ | ・基礎移動速度が高い ・手数、スペシャルとビルドの受けが広め ・移動速度低下のあるスキルが頻度の低いセカンダリスキルのみ |
 スナイパーウサギ | ・魔剣士からDPSが向上した代わりに利便性が低下し たマイナーチェンジ版みたいな立ち位置 ・プライマリスキルが移動速度低下+位置制約を受け使いづらい ・手数、スペシャル、プライマリとビルドの受けが広め ・基礎移動速度は普通 |
 ファイターウサギ | ・基礎移動速度が高い ・ベルセルクバフで移動速度を更に上昇できる ・スキル強化次第ではほぼ常時ベルセルクが付与できる ・GCDを無視できる唯一のスキルを持っていてアイテムの受けが広い ・プライマリメインのためアイテム被りに強い ・ディフェンシブスキルの性能が高め ・ディフェンシブスキル中の挙動が独特で扱いが難しい |
 騎士ウサギ | ・基礎移動速度が遅め ・DPSが低め ・メイン火力のスペシャルに移動速度低下があり被弾しがち ・セカンダリ、スペシャルともに広範囲で位置制約は少なめ ・スペシャルに玉消し効果がデフォルトでついている |
 古代ウサギ | ・移動速度低下のあるスキルが低頻度のスペシャルスキルのみ ・純粋なDPSが高め ・画面上のどこにいても火力を出しやすい ・動き回る敵は苦手 ・セカンダリ関連のアイテムと相性が良くアイテムの受けが広い |
最強DPSランキング
私の見た中での最高記録は魔剣士ウサギの36477DPSです。
ワンショットキルでのDPSを含めないのなら、ビルドが大いに上振れた場合、魔法使いや古代、ドルイド、スナイパーや魔剣士が高い水準にいるでしょう。
詳細な解説
ファイターウサギ
私の意見としては今のパッチで最強のウサギはファイターウサギだと思っています。
ファイターウサギはGCDを0.8秒に固定化する「ベルセルク」バフを使い、プライマリスキルを主体に戦うクラスです。
補足しておくと、ベルセルクバフはGCDがアイテム等でいくら伸びても0.8秒にGCDを上書きする性能を持っています。(なので、GCDが伸びるがダメージが向上する系のアイテムのデメリットを帳消しにできます)
素の火力が高めかつ、王都郊外の時点で210DPS程度を出力しますし、プライマリ/GCD無視というビルドスタイルはアイテム被りを起こしづらく良いビルドを完成させやすいです。
(プライマリに進むウサギは大剣・ファイターのみ。アイテム次第では騎士・魔剣士はプライマリ主体になるが、手数系のアイテムを取る場合なのでファイターとはアイテムが被らない。また、GCD遅延系を好みウサギは基本的にドルイドのみ)
最終ボスのDPSの目安である800DPSを簡単に満たすことができ、私の体感では平均1100~1300DPS程度、運が良ければ2000DPS程度まで伸びます。
これは他のウサギの平均DPSを上回っている数値かつ、前述した通りアイテム被りが発生しづらいのでマルチプレイでも育成が順調に進みやすく安定度が非常に高いです。
攻撃範囲も横はほぼ全域、縦判定もそれなりに広く画面のどこにいても火力を出しやすく申し分ないでしょう。
スキルアップグレードも強力で、20個のアップグレードのうち7個のどれか一つを引ければベルセルクをほぼ常時維持できるようになります。
また、彼女の移動速度も特筆すべき点で、平均的なウサギより1段階速い基礎速度を持っている上、中盤以降ほぼ永続するベルセルク状態では更に移動速度は上昇し、アサシンウサギ相当の足の速さになります。
ディフェンススキルは動きすぎてしまいやや使いづらい性能ではあるものの、2チャージ/8秒という頻度で無敵になれるという点は驚異的です。
総合して、ファイターウサギは何もかも持っており、私の意見では最も強いウサギです。
唯一の欠点としてはディフェンススキルの挙動の独特さがあり、1回無敵を吐けば間に合うシーンで移動しすぎてしまい結局2回吐くようなシーンが存在する点でしょうか。
魔剣士ウサギ
魔剣士ウサギはファイターウサギの次に強いウサギです。
大抵のキャラクターは使用時に移動速度が低下するスキルを持っており、移動速度低下が被弾につながることが多いです。(特に騎士、古代、踊り子、ドルイド、魔法使いあたり)
魔剣士ウサギの場合、移動速度低下があるのはセカンダリスキルのみで、このスキルを使う頻度はそれほど多くないため常に最高速度で立ち回ることができます。
また、基礎移動速度も普通のウサギから一段階速いため、ギミック処理がし易いです。
ビルドの受けも手数/スペシャルとやや広めで、手数系に進めるウサギは珍しいためそれなりに安定して育成を進められるでしょう。
攻撃範囲はメイン火力になるスペシャルスキルは横範囲無限、縦判定も広めと命中が取りやすいです。
火力も平均よりやや上程度に出るので1000DPS程度でゴールを迎えることが殆どで、申し分ありません。
ディフェンススキルに関してはやや弱く、攻撃に使いたいことが多いので生存面は少し物足りないかもしれません。
総合して、ファイターウサギほど強力ではありませんが、汎用的かつ強力な選択肢になっていると思います。
類似した性能を持つスナイパーウサギ(向こうも手数/スペシャル主体)と比較すると、スナイパーは移動速度が遅くプライマリが使いづらい代わりに火力は魔剣士より出やすいです。
踊り子ウサギ
ダメージ計算式上、激励による1.3倍バフは最終ダメージに乗算されます。これが全てです。
本体火力もやや低い程度で、踊り子の火力源は広範囲のスペシャル、スペシャルをリセットするためのセカンダリのため位置による制約を受けづらく火力を出しやすいです。
アイテムの受けも広く、完全にバフ/デバフ特化にすることもできますし、短めのGCD、プライマリ/セカンダリともに2ヒットという点も相まって手数系にも進むことができますし、火力が欲しいならスペシャルにビルドを進めることができます。
総じて、何でも屋、いればいるだけ良いという点が踊り子ウサギの高評価ポイントになっています。
また、ルナを世界最初に討伐したチームは踊り子を3人採用して交互にルビーディフェンシブ(全体無敵付与)をかけるという方法で突破しています。
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