【崩壊：スターレイル】Ver3.1新装備乗り換えガイド(「静謐な拾骨地」「深慮に浸る巨樹」)

崩壊スターレイル(崩スタ)、Ver3.1で新規実装された装備「静謐な拾骨地」「深慮に浸る巨樹」について計算・評価を行い、乗り換えるかどうかの意見を述べています。

動画版：

忙しい人向けまとめ

「静謐な拾骨地」セットの評価、相性の良いキャラクター、他遺物との比較

相性の良いキャラクター

HPと会心から恩恵を受けるキャラクターは現状、以下の3名がいるため、彼らについて検討します。

• 刃 – HP依存でダメージが向上し、会心の影響を受ける
• 符玄 – HP依存でダメージが向上し、会心の影響を受ける
• トリビー – HP依存でダメージが向上し、会心の影響を受ける

このうち、符玄については以前の計算等で、チームダメージ向けのオーナメント(竜骨等)を装備したほうが良い事がわかっているので、今回は刃、トリビーの2例のみ扱います。

刃と静謐な拾骨地

現状での刃の利用実態(パーティ)が不明なため、バフ状況は以前のものを選びました。

結果としては、「静謐な拾骨地」は刃にとって大きなバフになるようです。

シミュレーションを書くのが手間だったので、サンデー+トリビーの環境で一撃一撃あたりの威力を計算したところでも、「静謐な拾骨地」は最も良い結果を残しています。

トリビーと静謐な拾骨地

トリビーはトリビー本体からもダメージが出る点が特徴的な調和キャラクターです。

その上、付加ダメージの発生条件は「敵を攻撃に巻き込んだ数」となっているため、敵の数等からも影響を受けます。

条件の設定が難しいですが、今回は「敵2体」「敵5体」の環境を想定し、ヘルタ編成でのチームダメージの変動に注目します。

結果としては、敵の数にかかわらず「海に沈んだルサカ」「静謐な拾骨地」が同じぐらいのパフォーマンスを誇りました。

トリビーのオーナメント問題：まとめ

そのため、この問題については以下のように結論付けます。

• ぶっちゃけルサカでも拾骨地でもOK
  • 両者の差は非常に小さい
• 敵に量子弱点がある場合：拾骨地
  • トリビーの個人ダメージが更にブーストされるので、チームダメージ単位で僅かに有利になるだろう
• 汎用的な選択肢として：ルサカ
  • 5%効率でどんな編成でも必殺技を回しやすくする
  • 腐りづらいアタッカーへの攻撃バフがある

モーディス

公式予告番組によると、Ver3.1後半で実装されるモーディスは最大HP関連のギミックを持ったアタッカーとして告知されているため、おそらく彼の装備である可能性が高いです。

「深慮に浸る巨樹」セットの評価、相性の良いキャラクター、他遺物との比較

どれぐらいの回復量増加になるの？

治癒量ステータスの増加から、最終ヒール量への倍率の変化を求めます：

なお、キャラクターによって治癒量ステータスに差がありますから、初期状態の治癒量胴体のみというシチュエーションで計算します。

• 治癒胴体：治癒量34.56%
• 治癒胴体+深慮に浸る巨樹：治癒量46.56%

(1+46.56%) / (1+34.45%) = 108.92%

約9%のヒール量の増加になります。

※ 光円錐やキャラクターの軌跡に治癒量がある場合はもっと効果が薄くなる

このヒール量の増加で味方が戦闘不能になるかどうかのラインが変わるのであれば、この装備を採用する価値があることになるでしょう。

サポートの遺物事情

現状、豊穣/存護キャラは「折れた竜骨」等の、チームバフのある装備を付け、チーム全体の火力貢献を行うことがほとんどです。

今回の装備はチームの火力に貢献しないため、ヒール量増加による恩恵を受けないのであれば、チームの強化にならないと考えるのが妥当でしょう。

今回のまとめ

今回の装備追加についてはおそらく今後実装されるキャラのためのものでしょう。

一部キャラクターは恩恵を受けますが、その影響はごく軽微です。

今回のスプレッドシート

今回はGoogleスプレッドシートを用いチーム単位のダメージシミュレーションを行い、結果を比較しました。

以下がその前提条件や計算過程を確認するためのURLになります。

URL:https://docs.google.com/spreadsheets/d/1Cmum_5mXrEnR0FcSqNzMyoa2SW-nFxRtNrZnt7K_JEw/