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Ver2.6新遺物乗り換えガイド【崩壊:スターレイル】

崩壊スターレイル(崩スタ)、Ver2.6で新規実装された装備「苦難の道を歩む司祭」「知識の海に溺れる学者」について計算・評価を行い、乗り換えるかどうかの意見を述べています。

動画版:Youtube

目次

忙しい人向けまとめ

Ver2.6新装備まとめ
  • 苦難の道を歩む司祭(サポートセット):持たせられるなら誰にでも
    • 花火、停雲、ブローニャでは最適装備
    • ヒーラーやその他サポートに持たせても◯
    • 全体バフでは発動しない点に注意
  • 知識の海に溺れる学者(スキル、必殺技セット):今後のキャラ向け
    • 鏡流、彦卿、アルジェンティで強化
  • 速度+12% vs 鷹4:鷹4相当の速度を得られる
誰の強化?
  • 苦難の道を歩む司祭
    • 花火、停雲、ブローニャ
    • クラーラ(2層維持できるなら)
  • 知識の海に溺れる学者
    • 鏡流、彦卿、アルジェンティ
    • 飲月(2セット運用)

「再び苦難の道を歩む司祭」セットの評価、相性の良いキャラクター、他遺物との比較

再び苦難の道を歩む司祭_頭
再び苦難の道を歩む司祭_頭

再び苦難の道を歩む司祭

2セット効果:速度+6%。

4セット効果:味方単体に対して戦闘スキルまたは必殺技を発動する時、スキルターゲットの会心ダメージ+18%、2ターン継続。この効果は最大で2層累積できる。

ゲーム内テキストより引用

サポート向けの遺物セットで、味方にバフを行った際、対象の会心ダメージを上昇することができます。

以下このセットの名称は「苦難」セットと呼称します。

相性の良いキャラクター

再び苦難の道を歩む司祭_頭再び苦難の道を歩む司祭_頭花火停雲ブローニャ寒鴉
単体バフサポート
再び苦難の道を歩む司祭_頭+仮想空間を漫遊するメッセンジャー椒丘ペラ
とにかく速度が欲しいキャラ

「再び苦難の道を歩む司祭」の検証情報

テキストについて正しておくと、「味方単体に対して」使用する必要があります。
そのため、花火の必殺技やブローニャの必殺技等、味方全体に効果のある必殺技では効果は発動しません。
自己バフでも発動するため、一部のアタッカーでも使用することができます。

複数キャラが所持していた場合、複数個分効果があります。
例えば、花火と停雲がそれぞれこの遺物を装備していて同じ対象にバフを行なった場合、最大で72%の会心ダメージバフ(36%ではない)を供給することができます。

装備キャラから新たにバフをもらった際、バフ継続時間は2ターンに更新されます。
そのため、花火では永続2層と考えて良いですが、いわいる「-1ブローニャ」では常時1層、停雲は場合によっては途切れるタイミングが発生します。

再び苦難の道を歩む司祭セットとサポート

現状、アタッカーの攻撃関連ステータスに遺物の枠からバフを飛ばす手段がないので、サポート、ヒーラー問わず発動するならそれだけで編成の強化になります。

特に相性が良いのは無理なく2層の維持が可能な花火、停雲で、アタッカーに常時36%の会心ダメージバフを提供し続ける事ができます。

再び苦難の道を歩む司祭 評価 崩壊スターレイル 崩スタ 停雲 ていうん 花火 はなび ブローニャ 検証 考察 攻略
会心関連に自己バフのある飲月で8%程度の向上に。

ダメージシミュレーションによれば、編成単位で約8%(アタッカーの会心バフとの相性で数値は上下する)の向上をもたらすようです。
会心バフと相性の良いキャラクターではもう少し数値が伸びるでしょう。

鷹4と速度+12%の比較

両者ほぼ等速(状況次第で有利が不利が覆る)

画像の掲載があったり長いので記事を分けました。

厳密には状況次第で有利不利が発生しますが、現実的には行動回数の差はほとんど発生しません

椒丘やペラ等、黄泉向けのサポートに付ける場合は、鷹4セットは掘りづらいのでこちらの確保を推奨しておきます。

「1ラウンド目に3回行動」で見た場合

また、「1ラウンドに3回行動する」という観点では、サブステータス2個分程度、鷹4側が有利です。

これは以下の記事にまとめてあります。

速度+12%側は厳選しやすいといった利点があるため、どちらが有利なのかは難しいところです。

再び苦難の道を歩む司祭セットと青雀

青雀は戦闘スキルによる自己バフのため、苦難セットを常時2層で維持することが容易です。

しかし、これは青雀にとっては装備更新にはならないようです。

複雑な確率計算等を含むためダメージシミュレーションは非常に書きづらいです。
そのため、青雀についてはダメージシミュレーションではなく、各想定状況での強化通常攻撃1撃あたりの火力を計算してきました(基準=6凸青雀、光円錐:朝食の儀式感(重畳5)、戦闘スキルは3回でツモった想定):

再び苦難の道を歩む司祭 青雀 せいじゃく 天才 比較 量子 どっち 強化 崩壊スターレイル スタレ 崩スタ
量子チーム(花火,銀狼,符玄)状況
再び苦難の道を歩む司祭 青雀 せいじゃく 天才 比較 量子 どっち 強化 崩壊スターレイル スタレ 崩スタ
花火バフのみを想定した状況
再び苦難の道を歩む司祭 青雀 せいじゃく 天才 比較 量子 どっち 強化 崩壊スターレイル スタレ 崩スタ
外部バフを全く考慮しない想定

結果としては、花火と組んでいる限りは苦難セットが天才セットが上回ることはないです。
苦難4セットのパワーは天才4セット(10%。敵が量子弱点でない場合)相当です。

外部バフを全く想定しない場合(完全に青雀一人の場合)は苦難セットと量子弱点の天才セット(20%)は僅差です。
しかし、現実的には「折れた竜骨」や光円錐等から若干でも会心ダメージバフを貰っていると想定できるので、20%の天才セットを上回ることは無いでしょう。

他のアタッカーに苦難セットはどうですか

一部のアタッカーはスキルや必殺技で自己バフを行うため、このセット効果を使用することができます。

苦難セットのセット効果は1層では会心ダメージ18%、つまり、学者セットの2セット効果(会心率8%)とほぼ同じ意味の効果です。

そのため、バフ1層/常時程度では、他の4セット遺物に効果量で負けるでしょう。
つまり、1層/常時のキャラクターでは考慮する必要はないと考えることができます。

2層で維持できるキャラクターは雲璃(必殺技)やクラーラ(必殺技)、青雀(スキル)あたりと予想できます。

雲璃(ウンリ)と再び苦難の道を歩む司祭セット

雲璃では必殺技の頻度次第では常時2層を維持できます。

以下、雲璃のダメージシミュレーションでの結果ですが、雲璃にとっては強化にならないようでした。

雲璃 ウンリ 再び苦難の道を歩む司祭 比較 崩壊スターレイル 崩スタ スタレ

クラーラと再び苦難の道を歩む司祭セット

成り上がりチャンピオンセットの効果量が低いため、こちらでは強化になるようでした。

クラーラ 再び苦難の道を歩む司祭 比較 成り上がりチャンピオン 崩壊スターレイル 崩スタ スタレ

「知識の海に溺れる学者」セットの評価、相性の良いキャラクター、他遺物との比較

知識の海に溺れる学者_頭

知識の海に溺れる学者

2セット効果:会心率+8%。

4セット効果:戦闘スキルおよび必殺技によるダメージ+20%。
必殺技を発動した後、次に戦闘スキルを発動する時、与ダメージがさらに+25%。

ゲーム内テキストより引用

「知識の海に溺れる学者」の検証情報

必殺技を使用した後の戦闘スキル強化は永続でなく、次の戦闘スキル1回のみです。

そのため、今後高頻度でスキルを使用できるキャラクターが実装されると予想できます。

「知識の海に溺れる学者」関連の計算結果

強化:鏡流、アルジェンティ、(彦卿)
非強化:黄泉、飛霄、ゼーレ、(Dr.レイシオ)、(雲璃)、ヘルタ

気になったキャラクター(スキルにダメージ比率が偏っており効果を発揮できるキャラクター)について私の環境でシミュレーション等を書いた結果になります。

知識の海に溺れる学者 崩壊スターレイル 崩スタ スタレ 計算 考察 相性 キャラ おすすめ 鏡流 けいりゅう
鏡流では既存遺物から約4%の個人ダメージ向上に。同様に、雪の密林の狩人を使用する上ダメージ比率がスキルに偏っている彦卿も相性が良いと言えるだろう。
知識の海に溺れる学者 崩壊スターレイル 崩スタ スタレ 計算 考察 相性 キャラ おすすめ 黄泉 よみ
「必殺技」アタッカーではあるが、死水4セットのほうが効果が高いようだ。Dr.レイシオも「死水」セットを使い、与ダメージバフに優れているため同様の結果を得られるだろう。
知識の海に溺れる学者 崩壊スターレイル 崩スタ スタレ 計算 考察 相性 キャラ おすすめ 飛霄 ヒショウ
「必殺技」アタッカーではあるが、追加攻撃のダメージ比率や必殺技へのバフ量から既存遺物を超えることはない。雲璃も似たような性質のキャラクターのため、同様の結果を得られるだろう。
知識の海に溺れる学者 崩壊スターレイル 崩スタ スタレ 計算 考察 相性 キャラ おすすめ ゼーレ
ゼーレはスキルダメージに偏ったキャラだが、天才4セットのほうが効果が高い。
知識の海に溺れる学者 崩壊スターレイル 崩スタ スタレ 計算 考察 相性 キャラ おすすめ アルジェンティ
事情によりアルジェンティでは各スキル1撃あたりの火力を計算した。平常時の火力はわずかに低下するが、必殺技後バフの効果量が大きいためわずかながらアップグレードになるだろう。

今回のまとめ

というわけで、Ver2.6新装備については以下のように結論付けます。

Ver2.6新装備まとめ
  • 苦難の道を歩む司祭(サポートセット):持たせられるなら誰にでも
    • 花火、停雲、ブローニャでは最適装備
    • ヒーラーやその他サポートに持たせても◯
    • 全体バフでは発動しない点に注意
  • 知識の海に溺れる学者(スキル、必殺技セット):今後のキャラ向け
    • 鏡流、彦卿、アルジェンティで強化
  • 速度+12% vs 鷹4:鷹4相当の速度を得られる

今の環境では停雲やブローニャはやや下火のキャラクターですが、2セット効果は腐らない上、遺物枠からアタッカーの攻撃ステータスにバフを飛ばせるという点が非常に強力なため、司祭セットは燃料を注ぐ価値があるでしょう。

学者セットは今後のキャラクターのためのものと予想できるため、1セット程度確保しておくと良いでしょう。

個人的には、学者セットや司祭セットの追加は、ダメージ倍率系、会心アタッカーキャラクターを実装しますよという予告に見えます。

追記:Q、A

ほとんどすべてのアタッカー、ほとんどすべてのサポートで使用可能なため、私のチェックが漏れている部分も多分にあるでしょう。

また、動画側の方で質問をいただいたので、よくある質問について追記します。

飲月の遺物に学者2はどうですか?

丹恒・飲月には現状最適な4セット遺物がなく、2:2で運用します。(ガンマン2、虚数2)

そのため、会心率+8%部分を目当てに採用することが可能です。

会心率が超過しない限りはこれは強化になるようです。

飲月 丹恒・飲月 学者 崩壊スターレイル 崩スタ スタレ
ヒーラーはギャラガー想定(フォフォがベストと予想されるが、シミュレーションが書きづらいため)ので、廃土セットはスコアが良い。現実的には

また、停雲を採用する場合は、相方のセットは攻撃力+12%系が良いです。(付加ダメージに虚数属性ダメージボーナスが乗らないため)

◯凸した黄泉に学者セットはどうですか

死水4セットのほうがバフ効果量で多い(はず)なのと、黄泉は自身に90%もの属性ダメージバフを持っているためダメージボーナスの効果が低いです。(攻撃オーブが推奨されるほどダメージボーナス過多です)

おそらく、どのような投資状況での黄泉でも死水セットが有利になると予想します。

詳しくは計算してみる必要があります。

ヘルタに学者セットはどうですか

ヘルタについては追加攻撃の比率次第で結果が動くかもしれませんが、虚構叙事を想定した場合の計算結果ではこの様になりました:

今回の計算の前提条件上、やや大公セットが不利な条件となっているため、実践では大公セットが大いに有利と言えるでしょう。

知識の海に溺れる学者 ヘルタ 学者 大公 比較 崩壊スターレイル 攻略 wiki 最強 ビルド
虚構叙事での実測での各スキルの使用回数からトータルダメージを計算した。普段のダメージシミュとはやや異なる点について注意
前提条件(やや特殊なため)
  • 実践での録画より、スキル/必殺技/追加攻撃の使用回数は4/3/10回とする
  • ロビン環境下、その他のバフデバフは非考慮
  • 敵5体、氷弱点
  • 連続くるくる発生による5層以上の灰燼バフ累積は非考慮
    • 現実的世界では連続くるくるが発生した場合5層以上累積する
    • そのため、灰燼セットがもっと有利になるだろう

フックに学者4セットはどうですか

死水4セットのを3層デバフ以上で維持したと仮定した場合、死水セット側のほうが有利という計算結果になりました:

知識の海に溺れる学者 フック 学者 大公 比較 崩壊スターレイル 攻略 wiki 最強 ビルド

デバフの層数や維持率にもよるので難しいところではあります。

フックについては実プレイで検証できていないため、計算が不正確な可能性があるため参考程度にどうぞ。

その他のキャラに学者はどうですか

一人で検証や計算等を書いているため、すべてのキャラクターへの対応は不可能です。
特に初期からいる★4キャラ等については検証情報が手元に無く、多くのリソースがかかるため対応予定はありません。

素裳については利用実態(構成等)が不明な上、撃破ダメージも割合をある程度占めるキャラクターのため今回は考慮しません。

今回のスプレッドシート

今回はGoogleスプレッドシートを用いチーム単位のダメージシミュレーションを行い、結果を比較しました。

以下がその前提条件や計算過程を確認するためのURLになります。

https://docs.google.com/spreadsheets/d/1Gp-_1syw5tuEyzKGs04e-pK0AFy-DzeasiiYuAYoGy8

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この記事を書いた人

勝つため、より上手くなるための研究が好きなゲーマーです。
対戦、非対戦、シューター、MMO、ソーシャルゲーム等ジャンルを選ばずその時面白いと思ったゲームをガッツリとプレイし、攻略情報を発信しています。

過去、いくつかの対戦ゲームタイトルで競技シーンにいたことがあり、賞金等の獲得総額は100万円を超えています。
直近3年ぐらいの実績:
GUNDAM EVOLUTION:GGGP2023 優勝
NARAKA:BLADEPOINT:Morus Cup(トリオ部門) 3位

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