ゲーム「崩壊:スターレイル」、キャラクター「長夜月」の速度調整関連の考察等になります。
はじめに

長夜月って速いほうが有利?
いっぱい召喚できるしその分キャストリスのためのHP消費も増えるじゃん!
という質問をいただくことが多かったので長月夜の速度関連の話について書いていきます。
結論から話すと私としてはHP靴 + 速度ノータッチでの運用をオススメしています。
まず、長夜月の速度の仕組み
退場する時、長夜月の速度+10%。
「露のように儚い夢」の発動で退場した場合、その回の攻撃で「憶質」を1消費するごとに、さらに長夜月の速度+1%、カウントされる「憶質」は最大40まで。速度アップの効果は累積できない。
効果は長夜月の次のターンが回ってきた時に解除される。
長夜(記憶の精霊)が強化精霊スキルを使う際、長夜月に「10%+憶質」の速度バフが1ターンかかります。
そして、これによる速度バフは最低34%が保証されています。
- 長夜月の強化戦闘スキルから+19
- 長夜の強化精霊スキル発動時に+3(ダメージ判定直前)
- 長夜の強化精霊スキル発動後に+2
長夜月が必殺技状態をできている限り、長夜月本体のギミックから24の憶質が手に入るため、最低34%の速度バフが保証されているというわけです。
もちろん、他のキャラの記憶の精霊が動いたりHP消費や被弾があるはずなので、実際はもっと多くの憶質があるはずです。
素の状態で速度134達成済み
長夜月の基礎速度は99なので、35%の速度バフがかかっていれば一般的な閾値と言われている速度134相当になります。
以下のような計算で求められます。
99 x 1.35 = 133.65
(ステータス計算式の仕様については各自調べてみて下さい)
133.3333…速度から1ラウンド目に2回行動できるようになるため、長夜月はHP靴に速度ノータッチの時点で、自己バフのみでこれを超えているということになります。
※ 1ラウンドの最初の強化精霊スキルまでの間は速度バフがかけられないので、1ラウンド目は考慮しません。
踏まえて、冒頭の疑問(高速型の長夜月はどうなの?)

1ラウンド目に2回目の行動をするには速度133.333…の達成が必要(一般的に速度134が推奨される理由)で、次に行動回数が増えるには速度200が必要です。
つまり、1ラウンド目での討伐を想定した場合、速度133.33以上から速度200までの間の速度は意味がないということになります。
1ラウンドより上を想定する場合
2ラウンド以上の戦闘を想定する場合です。
が、上の速度/行動値表を見ての通り、行動回数が増える速度の値はラウンド毎にバラバラです。
つまり、厳密な速度の値を設定することは不可能です。
160あれば2ラウンドで行動回数が増え、143あれば3ラウンドで行動回数が増えるあたりが一般的に達成可能なゴールになるでしょうか。
高い速度を目指すにはサブステータスが必要
とはいえ、速度サブステータスを振るために他の会心サブステータスを犠牲にするわけですから、火力は低下します。
かつ、一般的に目指すべきと言われている速度が133.333…以上なので、ここではHP靴に速度サブステータスノータッチを推奨しているわけです。
チームの行動順変動による差
これは未知数ですが、一般的には最初のヒアンシー(餅有りなら)、あるいはその直後の敵の攻撃で最初の強化精霊スキルが出るはずなので細かい速度調整で行動順に差が出たり、あるいはその差で死竜の召喚数に差が出るかは敵次第になってくるのでこちらも考慮しづらい/できない要素になります。
まとめ
- 長夜月の速度バフは常時35%程度のバフが載っている
- ので、HP靴+速度ノータッチで速度133.33..以上になっている(1ラウンドで2回行動)
- 細かい速度調整をして行動順が変わるか/死竜の召喚数が変わるかは状況次第なので考慮できない
それ以上の速度の場合は?
- 味方のダンスダンスダンスが2回以上発動する場合は、速度167(3回行動)みたいな閾値があります
- ヒアンシー2凸だったり速度靴で目指せる数値かもしれません
- この差でキャストリスの必殺技回数が変わるなら大いに意味がありますが、変わらないならそれほど差は生まれません。
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