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【Elonaの続編】レビュー「Elin」(playtest β、200時間ぐらい)

ゲーム「Elin」のPlaytest beta(10/22)時点のレビューです。

目次

Elin Playtest(β)

Elinのアーリーアクセス(EA)開始は11/1からですが、Kickstartarでの支援者は支援額によってα版やβ版をアーリーアクセスに先んじてプレイすることが可能でした。

私はβ版の参加権があったので、6月(記憶が正しければ)から開始していたβ版からプレイしています。
本格的にプレイを始めたのは10月から、現時点のプレイ時間は約200時間になります。

Elin レビュー EA ベータ テスト 面白い つまらない elona 差
気づいたら時間が溶けていました

今回は、β版時点での「Elin」のレビューになります。

Elinの総評

相変わらず時間が溶けるElonaの正統進化

前作elonaについては1.14fix2(ゲロゲロを吐かせたNPCがモンスターボールに入るバグがあったバージョンだったと思う)から1.16xmasまでの数年前までプレイしていましたが、elinの時間の溶け方もelona相当です。

ゲームシステムとしてはelona2(遊びやすくなりシステムが追加されたelonaの進化系)といった評価が正しいと思います。
前作が好きだったらハマれると思いますし、チュートリアルの充実や初見殺しが控えめになり、とっつきやすさは向上しているのでelonaの不親切さが肌に合わなくて投げてしまった方もトライしてみてほしいと言った感じです。

現状はややコンテンツ不足

ただし、EA(アーリーアクセス)の文字が示す通り、現在のElinは開発中の段階にあります。

EA現在、コンテンツ量はやや不足気味で、初見プレイでは30時間程度あれば現状実装されている最後のストーリークエストまで進行できるかと思います。(クエストは完結していません。)

拠点拡張や仲間集め等、以降は好きにゲームを進めることになりますが、だいたい現状実装されているすべての要素に触れきるまでに所要する時間は100時間程度でしょうか。

ライト層はこのあたりで飽きるでしょう。

以降は「すくつ」深層や隠しボスの討伐等を目指すプレイになり、飽きるまでは500時間程度になると思います。

開発のやる気はかなりある

EA前ベータの段階ですが、1日1回のペースでアップデート(バグ修正や追加要素等)が入っています。

私が本格的にプレイを始めたのは10月に入ってからですが、遺伝子システムの追加や魔法書予約の追加等、細かなバグ修正だけでなく追加要素もかなり多いです。

EA中もこの傾向が続くかはわかりませんが、開発のやる気はかなりあるようで、今後に期待できます。

Elinってどんなゲーム?

イメージとしては「The Elder Scrolls5 スカイリム」あたりが近いかもしれません。

ゲームには大筋になるメインクエストがありますが、様々な要素が実装されているため興味をそそられてどんどん脇道に逸れていきます。

また、操作系や仕様が独特で、レベルアップという概念は薄く、スキルや能力は関連する動作を行うとスキルレベルが伸びていきます。

私の感想ではElinの主な内容は「プレイヤーキャラクターの強化」であり、そのために農業をして質の高い料理(プレイヤーの能力向上に必要)を作れるようにしたり、依頼をこなしてお金稼ぎをしたり、効率よく進行するためにマイホームを拡張したりします。

プレイヤーのプレイ方針もそれなりに自由であり、脳筋近接戦士のようなビルドをすることもできますし、他には弓、銃、クロスボウのような遠隔武器、あるいは魔法といった攻撃手段が用意されている他、仲間に戦わせることもできます。

選択肢の広さやプレイスタイルの広さもelinの魅力の1つになっているでしょう。

Elonaとの差異

以降、ElinとElonaの差異について書いていきます。

ゲームシステムの拡張

全体的に正統進化
ハウジング拡張が大。

前作「Elona」との(ゲームシステム上の)差異についてですが、Elonaにある要素はだいたい実装されています。

おなじみのモンスターが登場しますし、ギャルのパンティを投げられますし、人肉を食べられますし、猫を◯すとカルマが下がりますし、ヨウィンにはグウェンがいて倒し放題です。(核も実装予定らしい)

Elonaから大きく進化した点は、最新版のElonaでは作りかけて放置されていたハウジングシステムの拡張が本格的に導入されている点です。

自分だけの拠点を作り、各街からNPCを婚約指輪2つで拉致雇用して街の住人にして仕事をさせたり、「アイテム販売用拠点」「農業用拠点」「釣り用拠点」のように複数個拠点を持って管理・運営して利益を得ることが出来ます。

そのため、本来のelonaの要素だった「プレイヤー育成ゲーム」の他に「拠点育成ゲーム」の要素も加わったのがElinと言えるでしょう。

Elonaをプレイし体に合うと感じたプレイヤーであればelonaが拡張されたElona2として問題なく楽しむことができるでしょう。

elona未プレイ向け

とっつきづらさはだいぶマイルドに

elonaといえば複雑な操作や不親切な導線、初見殺しが有名ですが、これについてはElinはだいぶマイルドになっています。

elonaでは魔法の杖を振るには”Shift + Z”、食料を食べるには”e”、その場で座って休憩するには”Shift + R”、壁を掘るには”Shift + D”というように複雑かつ多数のショートカットを覚えて理解する必要がありました。

今作ではアイテムをクリックしてプルダウンメニューからしたい動作を選ぶだけで良いですし、休憩や壁堀りはアビリティ等にまとめられていて、操作についてはだいぶわかりやすくなっています。

Elin elona elona2 レビュー 操作 前作との違い 差 wiki
今作のインベントリ操作はだいぶ直感的に

また、呪い装備も比較的少なくなっていて、理不尽な要素を食らってのイライラ要素も減っています。

elonaとは違いメインクエストはチュートリアルとして十分に働いていて、初見プレイでもメインクエストを追いながら少しづつ仕様の理解ができるでしょう。

とはいえ、「DV/PV」や「潜在能力」といった用語、「4d4」等のダイス表記のような馴染みのないゲームの仕様や、ゲーム外で調べるまで使い道がよくわからないアイテムの数々があったり、操作系が独特なゲームであることは否めないので配慮されているとはいえど触りづらいゲームではあると思います。

このあたりは返金時間までプレイしてみて様子見するのが良いでしょう。

elonaとelinのつながり(elonaをプレイする必要はある?)

elonaをプレイしておく必要は無い。

ゲームシステムはelonaと似ていますが仕様に変更が入っているものも多いため、「elonaをプレイしていないとダメ」といったものはないです。
ゲームシステムも作品内でElonaより丁寧に解説されています。

また、elinの舞台はelonaの30年前の世界となっているためストーリー上のつながりはありそうですが(ベータ時点ではストーリー未完)、elonaをプレイしていないと全くストーリーが理解できない等は無いでしょう。

もちろん、elonaをプレイしていると思わずニヤリとしてしまう要素はあるので、時間があればelonaをプレイしてみるのが良いでしょう。

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この記事を書いた人

勝つため、より上手くなるための研究が好きなゲーマーです。
対戦、非対戦、シューター、MMO、ソーシャルゲーム等ジャンルを選ばずその時面白いと思ったゲームをガッツリとプレイし、攻略情報を発信しています。

過去、いくつかの対戦ゲームタイトルで競技シーンにいたことがあり、賞金等の獲得総額は100万円を超えています。
直近3年ぐらいの実績:
GUNDAM EVOLUTION:GGGP2023 優勝
NARAKA:BLADEPOINT:Morus Cup(トリオ部門) 3位

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