ゲーム「Elin」魔法使いプレイ関連のガイドです。
「魔法」についての基礎知識
「魔法」はマナと呪文ストック(使用回数)を消費して呪文を詠唱することで敵を攻撃したり、自分を治療したり、味方を補助する効果を持つアビリティです。
詠唱成功率
呪文には詠唱成功率があり、序盤は簡単な魔法を唱えるのにすら失敗してしまいます。
呪文の詠唱成功率は「詠唱」スキルレベルと呪文の熟練度に依存する他、装備重量や騎乗、寄生の有無にも依存します。
そのため、基本的にキャスターは軽装かつ徒歩であることを好みます。
魔法は必中攻撃
魔法攻撃は必中です。
回避力が高く、HPが低い敵向けの攻撃手段として効果的です。
魔法は属性有り
すべての魔法には属性が設定されています。
敵の対応した耐性に応じてダメージは軽減されるため、魔法は敵との相性に最も影響される攻撃手段と言えるでしょう。
例えば、アンデッド系のモンスターは「地獄」属性に強かったり、ゴーレム系のモンスターは「電撃」に弱かったりといった具合です。
そのため、2以上の属性の魔法を主力に据えると良いでしょう。
呪文のストック(読書)
魔法はMPの他に呪文のストック(使用回数)を使用します。
0になると魔法を唱えることはできません。
呪文ストックは、対応する魔法書を読んで回復することができます。
ただし、魔法書の読書には失敗する可能性があり、難しい魔法書を読むには十分に「読書」スキルを上げてから挑む必要があります。
また、呪文ストックの回復量は「暗記」スキルによって上昇するため、「暗記」スキルも習得しておきたいです。
中盤以降、「魔法書予約」システムが利用できるようになるため、主力で使う呪文は予約するようにしておきましょう。
魔法書の購入にはお金がかかるため、他の攻撃手段に比べるとお金がかかりがちな点も留意しておくと良いでしょう。
弱い敵には手持ち武器で攻撃したり、あるいはペットに任せたりといった節約が重要な場合もあります。
魔法は熟練度有り
同じ魔法を使い続けると魔法毎度に熟練度が上昇し、魔法の威力が上がります。
例えば、攻撃魔法を使い続けた場合は威力が上がったり、補助魔法では持続ターンやバフ/デバフの量が上昇したりといった具合です。
この魔法毎のレベルは、関連主能力でソフトキャップされています。
例えば「魔法の矢」は魔力関連の魔法で、プレイヤーキャラの現在魔力以上には成長しづらいです。(入る経験値が大幅に下落する、全く成長しないわけではないが現実的でない)
魔法使いに必要なスキル
詠唱、読書の確保がマストです。
暗記、マナの限界は序盤は不要ですがそのうち欲しいので、徐々に獲得していけば良いでしょう。
- 詠唱 – 詠唱成功率が上昇します。
- 読書 – 読書成功率が上昇します。
- 暗記 – 魔法のストック獲得数が上昇します。
- マナの限界 – MPが0以下の場合で魔法を唱えたときのペナルティが軽減されます。
専門領域
専門領域に指定された魔法の威力が若干増加し、魔法書がドロップやショップの商品に出現しやすくなります。
特定のクラスでは専門領域を指定することができますが、攻略の観点からは、以下の3属性のうちどれかをおすすめしておきます:
混沌、暗黒、幻惑、神経
おすすめ種族・クラス
詠唱・読書が初期から揃っている職業・クラスが望ましいでしょう。
- エウダーナ
- エレア
- リッチ
- 妖精
- 半神
- ミフ
- ネフ
- 幽鬼
- 魔法使い
- 魔法戦士
- 神官
- 異端審問官
- パラディン
- 陰陽師
- 魔女
おすすめ専門領域
一部のクラスでは、「追加の専門領域」を獲得でき、好きな1~2属性、追加で専門領域に指定することができます。
状態異常ハメや特定敵への対処のため、行動阻害系の属性を持っておくと便利です。
- 混沌
- 幻惑
- 轟音
- 神経
- 暗黒
また、「追加の専門領域」は後で変更可能になるため、取り返しのつく要素です。
最終的には詠唱、読書スキルは不要?
詠唱スキルは詠唱の「成功率」を上げるもので、読書も同様に、魔法書読破の「成功率」を上げるためのものです。
しかし、各スキルレベルが70程度になるとほぼすべての詠唱や読書が成功してしまうため、終盤戦では詠唱、読書については無意味なスキル効果になってしまいます。
そして、詠唱や読書は、魔法のダメージや効果を上昇するものではありません。
つまり、各職業・クラスは、これらをゲーム開始時点から所持してくれる上、ベース潜在能力(レベルの上がりやすさ)をブーストするものです。
もっとわかりやすく言うと「序盤から魔法を使いやすくしてくれるもの」という意味になります。
そのため、数百時間単位のやりこみプレイを想定するのであれば、「魔法使い」等のそもそもの魔法の威力を増加するクラスを選択する、あるいは農民のような主能力上げに関わるクラ等を選択するのが良いかもしれません。
おすすめ魔法
使用頻度が高かったり有用な魔法についてリストアップします。
攻撃魔法
◯◯の矢、渦
敵には属性耐性が設定されているため、2属性、あるいは3属性の攻撃手段を確保しておきたいです。
混沌の矢、混沌の渦
状態異常を発生させられるため、一般的に混沌属性の魔法は強力です。
同様に、幻惑、暗黒、神経あたりも有用な属性攻撃で、状態異常でハメられる敵用に魔法書を買ったりしておくと良いでしょう。
補助魔法
英雄
筋力、器用を強化かつ、混乱、恐怖を無効化する魔法でチームを対象に詠唱することもできます。
魔法戦士のようなスタイルでは能力強化がバフになる他、筋力増加によって一時的に所持重量を増加できます。
軽症治療
HPを回復する魔法です。味方全体を対象にとって発動することも可能です。
数少ないHP回復手段の一つで冒険中の怪我に便利なので、習得しておくと良いでしょう。
テレポート
ランダムな近場のタイルに瞬間移動します。
一時的に危機から脱する事ができるため何かと便利です。
どちらかというとMP消費なし、混乱状態でも撃てる杖のほうが有用かと思いますが、特に敵から逃げ回ることになる魔法使いでは呪文側も習得しておくと良いでしょう。
テレパシーの魔法
視界が通っていなくても敵を壁越しに発見できます。
視界が通っていない限りは攻撃されないため、接敵管理が楽になります。
演奏依頼でも有用な魔法です。
脱出の魔法、帰還の魔法
脱出の魔法はダンジョンからワールドマップへ抜けます。
帰還の魔法は特定の場所に一足で帰還することができます。
どちらも便利なので巻物か魔法で持っておきたいです。
魔法の地図
ミニマップの明かされていない場所をランダムに明かしてくれます。
中盤以降、効率的なネフィア探索をするようになってくると便利です。
知者
読書スキルにブーストがかかるため、読書前に使っておくと読書成功率を高められます。
ホーリーヴェイル
呪い(デバフ)耐性を一定時間高める魔法で、中盤以降重用します。
災い
対象の命中率を低下できます。
魔法使い向けの種族は基本的に軽装で、物理攻撃の被弾が致命的になるため有用な部類です。
脆弱
デバフ系の魔法で、対象のDV/PV(防御力)を低下できます。
魔法ダメージに対しての耐性ではありませんが、仲間の攻撃スタイルが物理攻撃の場合有用です。
加速
速度をバフする魔法です。
元素の傷跡
敵の火炎、氷、雷属性耐性をデバフする魔法で、3属性をメインに使っているのなら欲しいです。
おすすめフィート
覚醒夢
睡眠時に魔法のストックを獲得できる可能性があります。序盤ではそもそも魔法を使う手段になり、中盤以降では資金の節約になります。
専門領域の魔法が抽選されやすいので、専門領域もある程度重要になります。
信者
1日一回のお祈りを自動で行ってくれる便利フィートです。
魔法のマナー
炎、氷の範囲魔法でアイテムを巻き込んだ際破壊してしまいますが、それを防ぎます。
おすすめ装備
魔法ブースト装備
「それは魔法の威力を高める」エンチャントの装備は魔法の効果が上がります。(おそらく[*]一個につき1%)
攻撃魔法のみならず、補助魔法の効果も上がる(持続ターンの増加や効果の増加)のため、魔法使いプレイのお供でしょう。
★《ハサウェイの短剣》
冒険者「メシェラーダ」を倒すことでドロップします。
魔法強化エンチャントが確定で付与されているため魔法使い向けの装備です。
カルマ低下以外のデメリットは特に無いので倒せるようになったらさっさと倒して入手しましょう。
★《村正》
月影のホロメ信仰ご褒美でもらえるアーティファクトで、魔法の威力を強化してくれます。
ファクションバフのため信仰をやめると魔法強化エンチャが使えなくなるケチなイツパロトルとは違い、こちらは信仰をやめても魔法強化ボーナスが残り続けます。
学習用グリモア
ゲーム中盤以降、いちいち魔法書をクリックして読むのが面倒なので。
ちなみに、「高度な振り分け」で魔法書が自動で入るように設定すると便利です。
古文書はグリモア内に残り続けてしまい処理が面倒なので、古文書のみ手動で読む必要があります。
おすすめの信仰
- 元素のイツパロトル – 信者固有のアビリティ「マナの抽出」でスタミナをマナに変換できます。数少ない戦闘中のマナ回復手段です。その他、魔法関連のスキル、能力にボーナスが入ります。
- 収穫のクミロミ – 食事効果を強化できるため、間接的に魔法強化になります。
- 月影のホロメ – 敵への物理攻撃成功時にマナを回復する効果を得ます。「魔法戦士」タイプのキャラに良いです。固有アーティファクトの村正も良いため、魔法使いプレイなら一度は信仰しておきたいです。
オートコンバットの設定
タイプ:魔法使い(立ち止まって魔法攻撃するAIっぽい)
お気に入り登録中のアビリティのみ使う:マウスホイールクリックでお気に入り登録したアビリティを使うようになります。鍛えたい魔法を指定できるため便利です。
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