ゲーム「Elin」(エリン)、「遺伝子圧縮」(遺伝子凝縮)のやり方とレシピ例について掲載しています。
最終更新:2025/11/15(EA23.229 Patch4)
遺伝子圧縮とは
Elinにおいて遺伝子圧縮とは、「他の個体を経由させて理想的な遺伝子を作る」行為を指すことが多いです。
(遺伝子凝縮とも。厳密に定義されておらず人によって意味合いはまちまちです。)
※ 分裂生物を利用した遺伝子合成を指すこともありますがレガシー化したためここでは取り扱いません。

例えば上の画像の例では、英雄と加速の魔法が入っていて1枠の遺伝子です。
1個づつ投与した場合、本来は2枠になるので遺伝子枠を圧縮しています。
本来は複数使う遺伝子枠を圧縮でき、強化したいペットに投与することで遺伝子枠を節約することができます。
遺伝子圧縮のやり方
- 圧縮用ペットを用意する
- 圧縮用ペットに任意の遺伝子を合成する(圧縮遺伝子に入れたいアビリティ、フィート)
- 遺伝子薬で圧縮ペットから優性遺伝子を作る
- 強化したいペットに圧縮した遺伝子を入れる
ざっくり、上記のような方法になります。
以下、遺伝子圧縮のやり方について詳しく解説します。
遺伝子圧縮の下準備
遺伝子圧縮には媚薬や卵の鞭、遺伝子薬が必要になります。
必要なアイテムの集め方や入手方法については以下に詳しく記載しています。

遺伝子圧縮用ペットの候補を探す
- 元からあるフィート/アビリティの数が少なく、欲しい装備部位を持っているモンスターを探す
遺伝子が作成される際、そのキャラクターが持っているフィートやアビリティ、装備部位、主能力やスキルから内容が抽選されます。
そのため、以下のような条件に注意して圧縮用ペットの素体を選びます。
- 遺伝子に付けたい装備部位が多い(あるいは装備部位がいらない場合は部位が少ない)
- 元から持っているフィートやアビリティが少ない
- 遺伝子に付けたい主能力、スキルが高い
- 不要な主能力・スキルが低いあるいは習得していない
- 遺伝子枠が多い
※ どこまでこだわるかによりますが、上ほど優先度が高いです。
優性遺伝子の仕様についてはこちらにまとめています。

部位遺伝子の素体候補
例えば以下のような種族が装備部位の遺伝子作成に向いています。
- 蜘蛛 – 指x2、遺伝子枠7
- 例:まだら蜘蛛、タランチュラ、ブラックウィドウ
- 阿修羅 – 首x1、手x4、遺伝子枠6
- 例:阿修羅、ミトラ、ヴァルナ
- 甲虫 – 首x1、遺伝子枠8
- 例:イモムシ、カブトムシ
素体候補のおすすめと理由については以下にまとめています。

遺伝子の圧縮
- 有精卵を孵し、乳でFPを確保し、フィートやアビリティの遺伝子を合成する
素体になるモンスターの有精卵を孵し、授乳し、遺伝子を入れていきます。(遺伝子の圧縮)
素体に授乳する
フィートやアビリティを遺伝子合成するためのFPが必要なので、プラス値の高い乳を投与しましょう。
FP用の乳の入手としては『庭の主』を利用した+662乳がお手軽です。

遺伝子で付与される主能力にもこだわる場合、乳の入手元も選びます。
おすすめの乳については以下にまとめています。

素体に遺伝子を合成する
素体になるペットに圧縮したいフィート/アビリティの付いた遺伝子を合成します。
例えば「英雄 + 聖なる盾」のような遺伝子を狙う場合、英雄の魔法を持った遺伝子と、聖なる盾の魔法を持った遺伝子を素体に合成するといった感じです。
圧縮遺伝子を抜く
- 祝福された遺伝子薬を投げて優性遺伝子を厳選する
遺伝子合成が完了し、素体の準備ができたら祝福された遺伝子薬で優性遺伝子をドロップさせます。
注意点としては、遺伝子薬は祝福していないと優性遺伝子が落ちません。
(優性遺伝子 = フィート/アビリティ/部位の抽選が最大2枠、普通の遺伝子 = フィート/アビリティ/部位の抽選が最大1枠)
遺伝子の生成については運の要素が強く、フィートやアビリティが全く付かないこともあるため、特に縛っていないのならセーブ/ロードで結果の厳選をおすすめします。
運が良ければ以下のような遺伝子が完成します。

遺伝子圧縮のレシピ例
以下に実際に活用されることが多い遺伝子圧縮の例を示します。
必ずしもこれが正解というわけではないので、お好みに応じてアレンジしてください。
バフペット用遺伝子

2つのバフ魔法を1つの遺伝子にまとめることで枠が圧縮できます。
バフ魔法は意思依存のものが多く、魔法強化エンチャントで強化されるため、1匹のペットにまとめておくと効果が高くなります。
例えば以下のような感じです。
- ケトルから範囲元素保護の遺伝子を取る
- ファリスから範囲英雄の遺伝子を取る
- 任意の素体に乳を入れて遺伝子合成
- 「範囲元素保護 + 範囲英雄 (+ 意思主能力)」の優性遺伝子を作る
※ 一部のNPCはバフ魔法が範囲化しており便利です。
圧縮せず同一個体にアビリティを突っ込んでしまった場合でも、その個体から優勢遺伝子を取り出し、劣性遺伝子で元の遺伝子を削除することで圧縮していくこともできます。
(例:カーバンクルに英雄(1枠)と元素保護(1枠) -> 遺伝子薬で英雄+元素保護(1枠)を作成 -> 元の遺伝子を劣性遺伝子で削除 -> 圧縮遺伝子を入れる)
妖狐メタルの遺伝子圧縮

妖狐メタル、生命力の低いシルバーベルに手と妖狐は有名なコンボですが、遺伝子を圧縮することで更に強化できます。
放牧タンク運用向けの構成例です。
- 妖狐 + 手(3枠)
- 死の球 + 腰(1枠)
- 挑発 + 衝撃の唄(1枠)
- 酸の体 + 古き森の民(1枠)
兜(寄生)運用向けの構成例です。
- 妖狐 + 手(3枠)
- 死の球 + 首(1枠)
- 肉の壁 + 衝撃の唄(1枠)
- 酸の体 + 古き森の民(1枠)
各フィート/アビリティは以下のような入手元があります。
- 妖狐:メイド狐、刀の巫女『ミサキ』
- 死の球:翳りの魔女『ヴェルナ』
- 挑発:少女、黄金の騎士等
- 衝撃の唄:冒険者厳選
- 肉の壁:イゴーロナク、《イモーロナク》
- 酸の体:スライム、弱酸性スライム
- 古き森の民:エレア種族(『ロミアス』、『ラーネイレ』、子供等)
遺伝子倉庫

よく使うフィートやアビリティを同一個体に入れておくことで、その後の遺伝子合成を楽にします。
役割に特化した圧縮遺伝子が採りやすい遺伝子倉庫とも言える存在です。
- 妖狐、魔導生命体、酸の体、衝撃の唄、マナの体、挑発あたりを確保
- 筋力乳や耐久乳で育成した阿修羅(遺伝子枠6)に投与
- 手、首(よく使う部位)の抽選率が高く、各種フィート/アビリティが付与され、筋力/耐久が高めの遺伝子が採りやすくなる
属性耐性確保の点から魔導生命体、酸の体、衝撃の唄は使用頻度が高いため、使用頻度が高い部位と併せて確保しやすいと便利です。
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