ゲーム「Clair Obscur: Expedition 33」(クレールオブスキュール:エクスペディション33)のストーリー考察です。
作中での描写をもとに画家としての才能をランキング付けしています。
ストーリークリア(あるいは収集物の完全達成)を前提としているので、ネタバレに注意して下さい。
画家としての力
作中では画家一家が登場しますが、画家としての実力には差があることも示唆されています。
今回は、作中の描写から一家の画家としての力をランキングしてみたいと思います。
画家パワーランキング
一家五名なので、5位から発表します。
5位:アリシア
5位は我らが主人公アリシアです。
作中の現実世界では家族の絵が壁に貼られていますが、アリシアの絵は母に認められていないという描写があります。

また、作家と画家の争いを手伝いたいというアリシアをクレアは「お前じゃ役に立たない」と一蹴します。

作中では16歳という若年も影響していそうですが、アリシアは作中に登場する最弱の画家と言えるでしょう。
4位:ヴェルソ
作中ではヴェルソの画家としての能力をとりわけ強調する表現はありません。
幼少期のキャンバスに魂が宿っていたり、若年でエスキエのようなデザインができることから、画家としての才能はかなり高くいずれは母や父を超えたかもしれませんが、残念ながら彼は26歳でこの世を去ってしまいました。
残るは父、母、姉ですが、彼らには画家としての実力を強調できるエピソードがあります。
そのため、ヴェルソを4位としています。
3位:ルノワール
作中ではラスボスですが、画家としての実力はアリーンが上であると示唆されています。

晩年では哲学者としての面のほうが強まってきていることからも、彼は画家ではなくどちらかというと哲学者なのかもしれません。
2位:アリーン
ルノワールより腕が上との言及がありますし、画家の評議会の議長という身分の彼女の実力を保証するものでしょう。
また、壁にかける絵は彼女が選定していたという事から、家の長はルノワールではなくアリーンであることも示唆されています。

1位:クレア
アリーンの描いた偽クレアを上から塗りつぶし、ネヴロン工場として改造しています。
また、隠しボスである「シモン」はクレアによる魔改造を受けており、間違いなく作中最強の敵です。
アリーンより上の実力を持つという2点から、ゲーム内に登場する最強の画家はクレアと言えるでしょう。

あとがき
今回は作中での描写をもとに、画家としてのエピソードを取り出し、実力をランキング化してみました。
最弱の画家であるアリシアが仲間の力を借りて強大な存在に打ち勝つというのはジャンプ的なストーリーですね。
コメント