Aimlab関連の疑問であるスコアの目安や、経験則上でのスキルレート帯について、元競技プレイヤーの視点から語ります。
Aimlabのスコアとランクは比例する?
します。これは間違いないです。
競技性の高いシューターゲームを上位5%~上位0.5%ぐらいのレート帯でプレイしてきましたが、ゲーム内でエイムが良い人にAimlabやKovaaksをやらせてみると高いスコアを獲得します。”エイムトレーニングツールに初挑戦!”という方でも、私より高いスコアを獲得することもあります。
つまり、逆説的に、Aimlabやkovaaksのスコアはエイムの良さや撃ち合いの強さを保証します。
「東京大学を出た人のほうが、そうでない人より頭が良い可能性が高い」のと同じです。
ここでは、各レート帯の人が、どれぐらいのAimlabのスコアを持っているかについて、経験則上で語ります。
※ 本当は大規模で客観的な統計データがあれば良いのですが、残念ながらそういったものは見つけられませんでした。
Aimlabのスコアの目安
測定に使うAimlabのタスクですが、「シックスショット(アルティメット)」のスコアとします。
また、経験則上から、OW2のキャスディの命中率と目安になるゲーム内ランクも付け加えておきます
シックスショットの理由
シックスショット(sixshot)に求められる「遠い敵へのフリック/初弾の精度」というのはどのシューターゲーム、どのロール、どのキャラでも重要になる、超汎用的なエイムスキルだからです。迷ったらシックスショットを練習して下さい。
単発ヒットスキャンキャラをものさしにする理由
キャスディの命中率を選んだのは「単発ヒットスキャン」のキャラはわかりやすくプレイヤーのエイムスキルで命中率に差異が出るためです。
OW2のレート
エイムが良い人ほどランクが高い傾向にあるからです。
そして、私が詳しいのと一般的に知れているゲームなのでOverwatch2を基準にしています。
タンクやサポートはエイム依存度が低いですが、それでもエイムが良いに越したことはなく、高レートの人はやはり命中率が良いですし、Aimlabのスコアも良いです。
これも経験則上で勝手に判定します。
Aimlabから見るレートの目安
5~7万点 – 初心者ライン
たぶん、シューターゲームに慣れていない方がプレイしたり、中級者でも一日の最初のプレイはこれぐらいのスコアになると思います。
OW2ならキャスディの命中率が35%~40%、クリティカル率が3%ぐらいです。
ゴールド~プラチナでスタックすると思います。
OW2なら「キャスディやトレーサーの強みがわからずジャンクラットをプレイする」、VALORANTなら「相手が強すぎて撃ち勝てないからつまんない、クソゲー」、Apexなら「パッドでプレイするとめっちゃレートが上がる」ぐらいのラインです。
ゲームのボリューム層は大体このへんなので、まとめサイトとかXの投稿とか、”海外の反応”みたいなのが全くアテにならないのはそのためです。
「そもそもDPIって何?ゲーム内感度?デフォルトのままだけど?」みたいな場合が多いので、設定を弄るだけで改善する場合がほとんどです。めちゃくちゃ感度が高い事が多く、感度を下げただけで命中率が改善するパターンも多いです。
7~10万点 – 中級者ライン
ある程度シューターゲームを真面目にプレイしている人のスコア帯です。
OW2ならキャスディの命中率が40%~45%、クリティカル率5%~7%ぐらいです。
ダイア~マスターぐらいのレート帯でスタックします。タンクやサポートならグランドマスターを踏めるかもしれません。
コミュニティ大会にいる一般DPSのレベルで、Youtubeなんかにプレイ動画を上げると「エイムいいね」「上手い」みたいなコメントがたまにつくようになります。
ある程度弾が当たりますが、先撃ちだったり理論上は勝てる撃ち合いに負けて悔しい思いをする事がまだまだ多いはずです。あと、競技プレイヤーのサブ垢とかが対面に来ると手も足も出ないです。
一朝一夕で改善するのは難しいですが、デバイスを揃えたり、長期間練習したり、いわいる「エイム理論」のような知識をつけていくことで上達していきます。
10~13万点 – 上級者ライン
シューターゲームの高レートにおいて、必要最低限の撃ち合い能力を身に着けていると言えるぐらいのスコア帯です。
OW2ならキャスディの命中率が45%~50%、クリティカル率5%~10%ぐらいです。
DPSロールならマスター~グランドマスター、タンクやサポートならグランドマスター~トップ500相当です。
デバイスを揃えたり、長期間練習したり、何れかの工夫をしている場合が多いと思います。
何の下準備も無しにこのスコア帯が出ているなら才能があるので、プロを目指した方が良いです。
いろいろなゲームのランクを高レートで楽しめるようになり、ゲーム大会をドラマとしてではなく、試合内容に注目して、競技として見ることができるようになります。
ここからの上達は汗と根性と努力になります。
15万点~ – 競技ゲーマーライン
競技的にシューターゲームをプレイしている人のラインです。
OW2ならキャスディの命中率が50%~60%、クリティカル率5%~15%ぐらいです。
プロのヒットスキャンの目安として60%/20%(命中率/クリ率)と言われることが多いですが、このレベルのプレイヤーです。
プロチームに所属しているDPSプレイヤーや、それ相応に上手い人は15万点~のスコアが出ます。
大会に出て、地域トップレベルの選手たちと対戦する際の必要最低限のエイムはこのあたりです。
Aimlabをする上で大きな目標の一つと言えるでしょう。
まとめ
まとめるとこんな感じです。
- 5万~7万:初心者。ゴールド~プラチナ
- 7万~10万:中級者。ダイア~マスター
- 10万~13万:上級者。マスター~
- 15万~:競技プレイヤー
これらのAimlabのスコアや命中率は必須というわけではないですが、長年、分間ダメージや命中率といった差異に注目してゲームをしてきた経験上で目安として語っています。
必ずしもAimlabをしろと言っているわけではないですが、弾が命中したほうが有利なのはどうしようもない事実であり、あなたが弾を撃つゲームでいずれ向き合うことになる命題です。
高レートになるほど各プレイヤーが最適解に近い行動をするようになるので、立ち回りの自由度は少なくなっていきます。
ぶっちゃけ、「俺は立ち回り重視だから(笑)」みたいなのはただの言い訳です。必要最低限のエイムがないとあなたの部分で試合が常時不利になるので、どうあがいてもマスターランクぐらいでスタックします。
さらに、正しい立ち回りはエイムについてきます。
「見ていてる敵に対してヒットスキャンの弾が胴体に命中するのは当たり前」というのは大前提ですが、それを知っているかどうかで立ち回りに大きな差が生まれます。
ゲーム内の射撃訓練場でも何でも良いですが、結局は何かしらでエイムを練習することになると思います。
その際に、私としてはAimlabのシックスショット(アルティメット)がおすすめという感じです。
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