崩壊スターレイル(崩スタ)、★5限定キャラクター「ロビン」の力を最大限に発揮するためのガイドを掲載しています。
主なコンテンツは、シミュレーションから得られた結果や、それを元にした考察になります。
投稿時のバージョン:Ver2.5
動画版:Youtube
忙しい人向けまとめ
- 必殺技のど派手さが売りのダブルアタッカー向けサポート
- 必殺技を使用すると味方全体を再行動
- 一定時間、味方全体に大きな攻撃力バフ
- 一定時間、味方の攻撃に物理付加ダメージ
- 味方全体に与ダメージバフ、会心ダメージバフ
- 全体バフなのでアタッカーの多い編成と◯
- 味方の手数から影響を受ける
- 味方が攻撃する毎に2EP回復
- 必殺技中は味方の攻撃後に付加ダメージ
- 例:追加攻撃編成
- 追加攻撃編成と相性◎
- 攻撃力%や速度%の組み合わせ遺物
- 草の穂ガンマン、深い牢獄の囚人、メッセンジャー
- 遺物:攻撃力胴体/攻撃力靴/攻撃力オーブ/EP回復効率
- ロビンのバフ性能は攻撃力で伸びる
- 速度は120程度あればOK
- サポート向けオーナメント
- EP事情は複雑だが、+5%効率に魅力を感じるなら+5%系も◯
- モチーフ光円錐 > だが戦争は終わらない > 明日のための旅(配布)
- 追加攻撃チーム
- ダブルアタッカー編成
- 攻撃頻度の高いキャラクター
ロビンのキャラクター概要
ここでは、ロビンの特徴的な部分について簡単に解説していきます。
全体バフ
ロビンにおいては「味方全体の与ダメージボーナスアップ」「味方全体の会心ダメージアップ」「味方全体の攻撃力アップ」といった効果があり、アタッカーの多い編成と相性が良いです。
必殺技「千の音で、群星にフーガを」
ちょっと長いので、テキストの効果の意味を上から順に箇条書きします。
ロビンが「協奏」状態に入り、自身以外の味方を即座に行動させる。
「協奏」状態の時、味方全体の攻撃力を、ロビンの攻撃力22.8%+200アップする。かつ味方が攻撃を行った後、ロビンは自身の攻撃力120%分の物理付加ダメージを与える、このダメージの会心率は100%、会心ダメージは150%に固定される。
「協奏」状態の時、ロビンは行動制限系デバフに抵抗できる。ロビンは「協奏」状態が終了するまで自身のターンに入らず、行動できない。
アクションバーに「協奏」のカウントダウンが出現する。カウントダウンのターンが回ってきた時、ロビンは「協奏」状態を解除し、即座に行動する。カウントダウンの速度は90に固定される。
創作体験サーバーより、「千の音で群星にフーガを」のテキスト
- 自分以外の味方全体を再行動させる
- 必殺技中、味方全体の攻撃力をバフする
- バフ量はロビンの攻撃力の22.8%+200
- ロビン本体もバフ対象
- 必殺技中、味方が攻撃を行った後、物理付加ダメージを与える。
- 付加ダメージはロビンの攻撃力依存
- 会心率100%、会心ダメージ150%固定
- 必殺技中、ロビンは行動制限デバフに確定抵抗する
- 速度90の「カウントダウン」が出現し、この行動順が回るまでロビンは必殺技タイム
- 開幕の再行動を含めて、一人あたり2回の行動が確定する
味方の手数から恩恵を受ける
ロビンにおいては以下のような効果があるため、手数の多い編成(≒追加攻撃編成)向けの性能をしているでしょう。
- 必殺技の付加ダメージは「味方の攻撃後」に発動
- 天賦の効果によって味方の攻撃後、2EP回復
まとめ:ロビンは追加攻撃編成向けのサポート
そのため、ロビンはダブルアタッカーかつ手数の多い編成、現状では追加攻撃編成向けのベストなサポートと考えられています。
しかし、全体バフであり効果量が多い点から、ダブルアタッカー向けのサポートとしても機能するでしょう。
アタッカーが単体の編成、ハイパーキャリー編成ではバフ効果量の関係から、花火やブローニャ、停雲のほうが相性は良いはずです。
ロビンの最適なビルドについて
胴体 | 靴 | 次元界オーブ | 連結縄 |
---|---|---|---|
攻撃力 | 攻撃力 速度 | 攻撃力 物理ダメージ | EP回復効率 |
ロビンのバフ性能は攻撃力でのみ伸びるため、ロビンの主要なステータスは攻撃力とEP回復効率、速度になります。
ロビンのおすすめビルドですが、ここでは攻撃力%系の遺物を2、2で組み合わせ、オーナメントはサポート向けのもの、メインステータスは「攻撃力/攻撃力/攻撃力/EP回復効率」をオススメします。
ロビンの遺物セットの選択について
ロビンの遺物セットについては攻撃力や速度の上がる効果「草の穂ガンマン」「深い牢獄の囚人」「仮想世界を漫遊するメッセンジャー」の組み合わせが良いでしょう。
サブステータスの平均上昇量は1回あたり3.89%攻撃力、2.3速度です。
ガンマンや囚人セットの攻撃力12%はサブステータス換算で約3個、
ロビンの基礎速度は106なので、6%速度は6.36速度で、これはサブステータス換算で約3個です。
なので、これらの遺物のセット効果は等価で、サブステータスの良いものを選ぶと良いことになります。
ロビンのオーナメントの選択について
一般的に、サポート向けのオーナメントセットは効果を発揮するのなら「夢の地ピノコニー」「折れた竜骨」「老いぬ者の仙船」という順で効果量が多いです。
ロビンの適正がアタッカーの多い編成である点を踏まえると「折れた竜骨」セットがロビンの一般的に良いオーナメントセットになるでしょう。
その他、ロビンは必殺技のコストが重たいため、必殺技の回転率を気にするのなら5%EP効率系のオーナメントも良いかもしれません。
シミュレーションの結果としては以下のようになり、ロビンの個人ダメージを増やすタイプのオーナメントの選択はあまり良い結果ではないようでした。
ロビンのメインステータスについて
ロビンのメインステータスについては「攻撃胴体/攻撃靴/攻撃オーブ/EP回復効率」が良いでしょう。
ロビンの靴事情と目標にする速度について
ロビンが速度靴ではなく攻撃靴を採用する理由は、以下の通りです。
- 軌跡に戦闘開始時の行動順を早める効果があり、速度が無くても味方に先んじて行動、スキルを使いやすい
- 必殺技中の速度は90に固定されるので、速度の恩恵が少ない
ロビンのEP事情にも関連する話ですが、ロビンの忘却の庭の1ラウンド目の必殺技を保証するには2回の行動が必要になり、1ラウンド目に2回行動するには117以上の速度が必要です。
そのため、最低限の速度として117速度を確保しておくと良いでしょう。
自身の通常攻撃やスキルからEPを回収できるため、速度はあればあるだけ良いですが、攻撃力%のほうが価値は高いです。
物理オーブについて
ロビンの付加ダメージは与ダメージボーナスの影響を受けるため、物理ダメージオーブはロビンに恩恵があります。
今回想定したような手数の多い編成では、物理ダメージオーブを採用する価値があるかもしれません。
しかし、他の編成で使うことを考えると攻撃力オーブが一般的に良い選択肢でしょう。
サブステータスについて
攻撃力% > 速度 > HP
ロビンのバフ性能は攻撃力で伸びるため攻撃力%が最も価値の高いステータスです。
次点ではロビンの行動順を速める速度(120以上程度の確保を推奨)
その次に生存能力を上昇させるHPのサブステータスの価値が高いでしょう。
ロビンの光円錐の選択について
ロビンの光円錐については、イベントで配布される光円錐「明日のための旅」が優秀なため、選択肢は少ないです。
「光あふれる夜」があれば上位互換の選択肢に、バフ量やロビンの個人ダメージはやや落ちますが、必殺技の回転率を重視するなら「だが戦争は終わらない」も良い選択肢になるでしょう。
光円錐 | 推薦理由 |
---|---|
光あふれる夜 | 追加のEP回復効率で必殺技を短縮できる可能性が高い 必殺技に味方全体の与ダメージアップ効果を追加する 攻撃力バフ量を増加する |
だが戦争は終わらない | EP回復効率+10%で必殺技を速める 高い基礎ステータスで攻撃力バフがある程度稼げる 第二効果(次に行動する味方の与ダメアップ)部分はほとんど効果がない |
明日のための旅 | イベント報酬のため誰でも重畳5にできる 調和光円錐に数少ない攻撃力ステータス 必殺技中、ロビンの与ダメージが上昇する |
比較
チームダメージ単位でシミュレーションを行った比較結果としては次のようになります。
(必殺技のタイミングをDr.レイシオの直後に設定しているためEP回復効率の影響は受けていません。そのため、このシミュレーション上ではEP回復効率の価値は測れません。)
こういった編成と相性の良い「彫月裁雲の意」がイベント配布光円錐ほどのパフォーマンスを発揮しなかったため、EP回復効率の無い光円錐では、配布光円錐「明日のための旅」が最も良いものになるでしょう。
ロビンの凸効果と比較
1凸と武器どっち?
1凸 -> 2凸 -> モチーフ光円錐…
- 1凸 – 属性耐性貫通効果が強力なため、モチーフ光円錐よりこちらが強力です。
- 2凸 – EP事情を緩和する効果を持っています。モチーフ光円錐と伸びはほぼ同じで、「だが戦争は終わらない」を持っているような場合では2凸側が優先されるでしょう。
チーム編成について
ロビンのキャラクター性質上、手数の多い編成やダメージディーラーの多い編成に適正があります。
チーム編成例
良さそうなチーム編成例についていくつか挙げています。
アタッカー | アタッカー | サポート | タンク |
---|---|---|---|
飛霄 | トパーズ | ロビン | アベンチュリン |
- Ver2.5現在、最も強い追加攻撃編成です。
アタッカー | アタッカー | サポート | タンク |
---|---|---|---|
Dr.レイシオ | トパーズ | ロビン | アベンチュリン |
- 高い頻度の追加攻撃でロビンの恩恵を最大限に受けられる編成
アタッカー | アタッカー | サポート | タンク |
---|---|---|---|
カフカ | ブラックスワン | ロビン | フォフォ |
- 一般的にルアン・メェイがベストポジションだが、ロビンを使うこともできる
アタッカー | アタッカー | サポート | タンク |
---|---|---|---|
姫子 | ヘルタ | ロビン | ヒーラー |
- 虚構叙事向けの知恵キャラクターデュオ
よくある質問
よくありそうな質問についてQA形式で答えています。
速度はどこを目指したら良いの?
最低限、忘却の庭の1ラウンド目に2回行動が可能な117速度の達成を推奨します。
(行動順を早める効果のため、134より少ない数値で達成できます)
それ以上の速度についてはロビンは自身の通常攻撃やスキルからEPを回収するため速ければ速いほど良いですが、必殺技中の速度は90で固定されるため、速度ステータスの恩恵は他のキャラクターより少ないでしょう。
持続ダメージ編成にとって強化になりますか?
私の計算によると、持続ダメージ編成では「行動値あたりのダメージ」(DPS,DPAV)という観点では強化にならないようです。
SP事情的にもルアン側が良く、ロビンでは使いづらさを感じやすいです。
ダメージという面では強化になりませんが、全体再行動の効果によって討伐ラウンド数がロビン側のほうが速くなる可能性はあり、これは戦う環境や挑むコンテンツ次第になります。
速くビルドすることにメリットはありますか?
理論上は、ロビンを速くすることで以下のような恩恵を受けられる可能性があります。
しかし、厳選難易度や現実的には外部からのEP供給があるため、ここでは推奨していません。
以下の計算はロビンの速度160、アタッカーの速度135として計算しています。
- 「生命のウェンワーク」を持った時に1ラウンド目に3回行動できる
- 10000/160*(1-65%) + 10000/160*2 = 146.875 < 150
- あるいは、1ラウンド目の早い段階で必殺技を使うことで必殺技中の2回行動を1ラウンド目にねじ込める(可能性がある)
- 2回目以降の必殺技のタイミングが行動値単位で早くなる
- ロビン必殺技時点でロビンとアタッカーの行動値が合う
- ロビンの次の必殺技タイミングは(必殺技終了)->通常攻撃 -> スキルの時点の173.61行動値
- 10000/90+10000/160=173.61
- アタッカーの3回目の行動は10000/135*3=148.14行動値なのでアタッカーに行動値を踏み倒させやすくなる
- この論に関しては殴られによる外部からのEP供給で必殺技が上がる可能性が高いので、あまり意味がない考察かもしれない
今回のシート
今回は、googleスプレッドシートを用いてシミュレーションを行い、チームダメージの算出やビルド比較を行いました。
以下はその確認用のURLです。
前提条件の確認等にどうぞ。
スプレッドシート:https://docs.google.com/spreadsheets/d/1RtrOybMmmJS2JTn0QdH7DLEYaIqjpNme4G3jbrTo3-o/
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