現在アーリーアクセス中のサバイバルクラフトゲーム「パルワールド」の、「属性ダメージアップ」「攻撃力アップ」の差の検証と比較になります。
動画版:Youtube
特性厳選による戦闘用パル
パルワールドでは配合により自分のパルに好きな特性を付けることが可能です。(特性厳選)
そのため、ダメージに特化した特徴ばかりを付与した、戦闘特化のパルを作ることが可能です。
属性ダメージ10%と獰猛
しかし、攻撃向けの特性には「攻撃力アップ」「属性ダメージアップ」という2種類の系統の効果があります。
ダメージに特化する場合、「伝説/脳筋/属性ダメージ+20%」までは固定で良いのですが、
最後の枠を「獰猛(攻撃力+20%)」「属性ダメージ+10%」のどちらにすれば良いかで、コミュニティの間では論争が絶えないようです。
「属性ダメージ」が計算式のどこに絡まるか不明なためです。
パルワールドのダメージ計算式は現在不明なため、計算でこの答えを出すことは今のところできません。
というわけで、検証してみた
ということで、今回は以下の2体のゼノグリフを作りました。
そして、訓練用カカシを殴り、以下の3体でダメージの検証をします。
また、伝説パルと厳選パルのダメージ差も知りたかったので、伝説パル(ベイントール)も検証に参加させています。
- 伝説パル:冥王/伝説
- ゼノグリフ:冥王/伝説/脳筋/夜の帳(闇属性ダメージ+10%)
- ゼノグリフ:冥王/伝説/脳筋/獰猛(攻撃力+20%)
以下が実際の動画になります。
検証結果として
獰猛のほうが属性ダメージ10%より強力なダメージ数値でした。
食事バフ効果下や、ソウル強化済みの場合でも検証してきましたが、今回検証した全ての場合において「獰猛」が有利でした。
状況 | 総ダメージ (食事バフ環境下) | 基準から 基準=夜の帳ゼノグリフ) |
---|---|---|
ベイントール(冥王/伝説) | 14228 | 66.96% |
ゼノグリフ(冥王/伝説/脳筋/夜の帳) | 21248 | 100.00% |
ゼノグリフ(冥王/伝説/脳筋/獰猛) | 22351 | 105.19% |
様々なバフ環境下で差が縮まらなかった点を考えると「属性ダメージ増加」は、攻撃力アップと同様の効果として扱われているのかもしれません。(つまり、闇属性攻撃の場合は10%攻撃力アップ = 20%攻撃アップの獰猛のほうが強力)
懸念事項
ただし、今回の検証では以下の2つの漏れがあります。
- 「ホウロック」(手持ちに入れていると闇属性パルの攻撃力アップ)は未検証
- ホウロック1体につき+10%攻撃力(スキルレベル1)
- 属性攻撃力ではない
- ゼノグリフの場合はパルスキルに闇属性ダメージ強化がある
- 闇属性ダメージが既に大量に乗っているため、闇属性ダメージ特徴の乗りが悪かった可能性がある
- これの効果量は今のところ不明
厳密なダメージ計算式が出たら、今回の結果は覆るかもしれません。
とはいえ、概ねの場合において「獰猛」が有利ということが判明したので、今回はここまでとします。
コメント
コメント一覧 (5件)
カカシだと無属性なのでは?
弱点だと約2倍ダメージになるのでそれに属性アップが乗るんじゃないかな
「属性で弱点を突いた時のみ効果を発揮する」というのは面白い発想ですね。
セイントールに対してディザスターディバインの初撃を3回ほど当ててきましたが、ダメージ数値上では敵が闇弱点だった場合でも獰猛が有利でした。(平均1710と1580)
計算式は不明なので弱点属性ダメージアップかどうかはわかりません。
個体値は揃えましたか
個体値についての情報を得る前の記事だったので個体値については揃っていませんが、後日得たダメージ計算式に当てはめた場合、獰猛側が有利という認識で良さそうでした。
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