一般的なゲームのように、Elinにおいて効率的に戦闘を進めるには、パーティ内である程度役割を分担すると楽です。
ここでは、どんな役割が存在するかを挙げていきます。
火力・DPS役
ダメージを出して敵を倒す役割です。
近接攻撃でも、遠隔攻撃でも、魔法でも、気持ちいいことでも、敵にダメージを与えるなら何でもOKです。
ダメージが出るなら攻撃の種類を複数個用意する必要はありません。
近接ペット
近接攻撃で火力を出すペットです。
逆襲エンチャント(必中)のため命中が取りやすく、連撃で火力の期待値を上げます。
多刀流の場合は理論値の火力が高いです。
反面、攻撃射程の短さ、多刀の場合は武器の用意がネックです。
例:クラーケンの赤子
遠隔ペット
遠隔攻撃(弓や銃)で火力を出すペットです。
慧眼で命中を取る必要がありますが、武器射程は長いため状況を選ばず活躍しやすいです。
例:妹ペンギン
魔法ペット
魔法攻撃で火力を出すペットです。
魔法攻撃は必中ですが、必ず何れかの属性を持つため、属性耐性持ちは苦手です。
幸いペットは敵に合わせて攻撃属性を使い分けてくれるので、複数個の属性を積んでおくことが一般的です。
挑発タンク(物理タンク)
フィート「忠誠心」やアビリティ「挑発」の効果で、効果範囲内の味方への攻撃を引き受けるタンクです。
挑発や忠誠心で発生する「引き受け」では、回避判定やDV,PV、ダメージ軽減、属性耐性による軽減が引き受け側で計算されます。
つまり、回避が高かったり、ダメージ軽減率が高いキャラが攻撃を引き受けることで効率的になります。
ただし、挑発や忠誠心では一部魔法や範囲攻撃は引き受けられません。
肉壁タンクと比べると各種ダメージ軽減が適用されるため、物理攻撃を受けやすく「物理受け」「物理タンク」とも言われます。
例:忠誠心シルバーベル
肉壁タンク(属性タンク)
フィート「肉の壁」では、範囲内の味方がダメージを受けた際、そのダメージを「肩代わり」します。
この際、回避判定は発生しませんが、「肩代わり」側のPV、ダメージ軽減や属性耐性で計算されます。
ただし、肉壁でダメージを肩代わりする場合、ダメージ軽減は1/2として適用されます。
性質上、属性攻撃は耐性免疫で100%カットできるため、「魔法受け」「特殊タンク」「属性タンク」とも言われます。
挑発タンクと併用の場合、挑発タンクが攻撃判定を「引き受け」し、被弾した場合は肉壁タンクに「肩代わり」することになります。
例:《イモーロナク》
寄生タンク(兜タンク)
フィート「肉の壁」を1だけ搭載し、プレイヤーキャラに寄生することで、プレイヤーキャラと騎乗ペットへの攻撃だけ「肩代わり」する狙いのペット運用です。
肉の壁は範囲1マスなので、プレイヤーキャラの周囲マスも肩代わり範囲に入れてしまう点は注意が必要です。
例:兜シルバーベル
馬(騎乗ペット)
プレイヤーのアビリティ「騎乗」で乗るためのペットです。
騎乗したペットの速度がプレイヤーの速度になります。(ざっくり)
ペットの騎乗適正やペットの筋力、プレイヤーの筋力や騎乗スキルで速度の減衰量が決まるため、速いだけではなく、騎乗適正や筋力等も大事です。
例:ドードーレックス
バフ馬
寄生タンク(兜タンク)に肉の壁で守ってもらえる上速いペットが馬に適しているため、装備を魔法強化に特化し、バフ魔法や回復、デバフ魔法に特化した馬を採用する場合もあります。
例:カーバンクル
バフ役
大抵のバフ魔法は意思でバフ効果量が伸びるため、魔法強化装備と意思ステータスに特化したバフ役を用意することがあります。
冒険に連れ歩いても良いですし、効果時間が十分に伸びれば、自宅に置いておき、サンドバッグで戦闘状態に入れチーム全体にバフ魔法を使ってもらってから冒険に出ることもあります。
騎乗ペットがバフ役を兼ねることがあります。
また、回復魔法は意思で効果が伸びるため、回復役を兼ねることもあります。
例:遺伝子カーバンクル
デバフ役
敵にデバフを入れることに特化した役割です。
足が速く、デバフに使われるステータスが高く、魔法強化が高いことが望ましいです。
デバフに使われるステータスは散らばっているので作成がやや難しいです。

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